今は日本(東京)で日本語教師として勤務していますが、以前、台湾で働いていたのです。
採用面接は忘れもしない、ワーキングホリデーの最後にとオーストラリアラウンド旅行中のバックパッカー(安宿)でスカイプつないでやりました。
部屋は共同だったけど、そのときは人が少なくて簡単に部屋でできたんですよ笑
ありがたいことにWi-Fiガンガンで不具合なしの面接でした。
さて、聞かれたことをまとめていきます(^^)/

台湾に来たことがありますか

勤務地が台湾なので、台湾に旅行も含めていったことがあるのか、ということでした。
日本とは違うところもあるので、生活のイメージができるかということを確認したいそうです。
以前、「もう無理ー!!」と契約期間満了を待たずに去って行ってしまったそうな・・・
海外生活は大変なこともありますからね。

台湾で生活できる自信はありますか

食生活、文化など、日本とは違うところもあるけれど、異文化を楽しんで生活ができるか、ということです。
たとえば、台湾は外食文化が根付いていて、基本的にはキッチンのない部屋が多いんですよね。
だから、自炊しやすい部屋を借りるには家賃がそこそこかかるんですよね。
あとは日本と比べると暑い日が多い。
南ですからね。
なので、暑いのが苦手な人はそれだけでしんどいでしょう、と。
また、生活する町が台北ではなかったので、町の様子とかも教えてくれて、「どう?」と。
でも、正直、オーストラリアの直後にそのまま行く予定だったし、私の基準は水道から使える水が出る・食べ物の味が馴染む・基本的に安全に歩ける、という場所であれば住める気がしていたので、想像で答えるなら台湾生活は何も心配なことはありませんでした。

中国語はできますか(やる気はありますか)

台湾は基本的には中国語(北京語)なので、中国語が話せた方がいいのです。
ただ、求人では「中国語不問」だったので気にしなくていいとのことでした。
でも、できるに越したことはないですよね?
ということで、できないとしても頑張ろうって気持ちがある方が望ましいということですね。
私は全くできませんでした。
渡台時に分かっていた中国語は「ニーハオ、シェイシェイ」の二つだけ。
結論、全く問題なく生活ができました。
不便はありましたが、どうにもならないということは1回もありませんでした。
(ただし、これは周りの方の協力があったから。私が何かしたりすごい人だったりしたのではなく、現地の台湾人が親切にしてくれた結果です。)

日本語教師歴

使用教科書・対象者・レベルなど、日本語教師面接あるあるですね。
簡単にまとめて伝えました。
海外は「未経験可」が多くて、私が受けた学校もそうだったので、ここはあれば伝えればいいし、経験がないからといって臆することはないんですね。
今後の教授対象者で、ビジネスパーソンも可能かどうかなど、想定対象者に対応ができるかも確認されます。
海外の塾みたいな学校だと、小学生などの年少者クラスがある場合もあるので幅広い年齢層で想定しておくといいでしょう。

志望動機

これも定番。
「どうしてこの学校なのか」という志望動機ですが、併せて「どうして台湾なのか」も聞かれました。
正直、私は紹介だったので、そんなに濃い内容はなくて・・・
今考えたら「ごめんなさい」って感じのゆるい返答をしたのは覚えています。

勤務形態・条件の確認

勤務地、給料、就業時間など、条件の照らし合わせをします。
給料はほとんどの学校が交渉の余地あり。
海外の求人は給料が現地の生活に差し支えない金額とされていますが、実際はきつい場合もあります。
1回、自分でシュミレーションしてみた方がいいです。
強くすすめます!!!
私は、提示金額+残業代で生活ができていましたが、基本の提示金額だけではかなりキツかったです。
あとで確認したら、現地の学生アルバイトが頑張って働いたときの給料と同じくらいだったことが分かって驚愕でした。

模擬授業

スカイプでの模擬授業・・・
私はありがたいことに省略されました。
紹介だったからだと思います。
部屋にホワイトボードを常備している人は少ないと思うので、これ大変ですよね。
私の主観なので、一つの意見でしかありませんが、「授業の流れ、テンポ」が伝わればこの場では十分ではないかと思います。
立ち居振る舞いというか・・・
授業の細かいところを専門の機材でもないもので伝えるには限界があります。
(と、書いている今、くしくもコロナの影響で教育界全体が変わりつつあるので、今後はだれでも学校と同じように授業が伝わる模擬授業ができるようになるのでしょうか・・・?)



印象的だったことは、日本語教師に関する質問よりも、現地での生活や仕事環境の確認が先にあったということです。
そして、私がリラックスしすぎたのか、向こうが気さくな雰囲気だったのか、対面とはいえネットがそうさせたのか・・・
日本の面接では考えられないくらい談笑しました。

実際に働いてどんな環境だったのかは、また書こうと思いますが面接は以上です!
台湾勤務を決めた人に絶対教えたい「引っ越すときの準備する物」は書きます!!

はあ、面接。
今までいろいろな面接を受けたけど、一番ゆるい面接でした。
ゆるすぎて、切った直後に「落ちた」と思ったくらいです。