さて、最後の試験3の勉強法です。
試験1、2に関しては、前の記事をご覧ください。
今後、日本語教師が「国家資格」となると試験合格が重要になってきそうですね。
ぜひ合格目指して頑張ってください!
前にも書きましたが、私6回目での合格なので、難しいのはよくわかります・・・☹
試験3の特徴
過去問題や試験対策本にも記載があるように、試験3では「横断的な知識」が問われます。
読んで字のとおりですが、「音声×文法」「文法知識×接触場面」など、一つのことだけが分かっているようでは不十分だと言うことです。
そして、なんと言っても筆記問題がある!
これは大きな特徴ですよね。ここまでは4択(あるいは5択)で、極端な話ですが勘で当たる場合もあります。
でも、記述パートだけは何とか自分で書かないと話になりません。
配点は20点。
さすがに無視して白紙で出すには・・・大きいですね。
勉強法
さて、じゃあ、どうやって勉強したのかですね。
まず、大前提として「各単元は理解を深める」ことを意識しました。
他の単元と合わさると、理解しているはずのこともあやふやになったり、惑わされたりするので、基本的なことは確固たる自信が持てるように理解を深めます。
その上で、複数が合わさっても大丈夫なように備えます。
基礎が「いい感じ~」と思ったら、横断的になっても十分対応できるはず!ということで問題に取り組みます。
ただ、正直「いい感じ~」とはなかなか思えませんよね笑
私は「合格できる本」を1周→過去問問題、という風にしてみました。
合格できる本でも横断的な問題はあります。
なので、結局最初から問題を解いているのね、ということになるのですが、解説があるかどうかの違いは大きいです。
過去問題はネットに解説を公開しているサイトがあるので、必要に応じて確認はできますが勉強のたびに読んでいるのが手間に感じるタイミングもあったので・・・
一冊で完結する「合格するための本」はありがたい限りでした。
問題3は過去問題をたくさん解きたかったので、ここだけは5年分くらいを活用しました。
前述しましたが、数字データが含まれる問題や、現状に関係がある問題は要注意です。
データが過去のもので現在とは差が生じる可能性がある場合は、その問題はスキップします。
余計な過去のデータを増やすと、実際の問題で迷う元になります。
私がスキップした問題は「在留外国人の人数やランキングに関する問題」「日本語学校の設置数の問題」「外国籍児童の国籍、人数などに関する問題」「来日外国人に関する問題」など・・・
「○年~△年のデータによると」という問題もですね。
※ここで言うスキップは「問題に取り組まない」という意味ではなく「さらっとしてみるけど、暗記しようとしない」という意味で捉えていただきたいです。
現実社会で問題になっているため出題されているということが考えられますので「知らなくてもいい」ということはないと思っています。
作文の対策
まず、構成を考えましょう。
作文用紙の使い方に則って書くのか、ベタ打ち方式で書くのかは採点には問われないというウワサなので好きな方でいいみたいです。
本当は採点基準を明かしてほしいものですが・・・今後も明かされないのでしょうか。
大きなポイントは「ビリーフを問われる」という点ではないでしょうか。
感じ方は人それぞれなので、このポイントが正しいという保障はありませんが、作文は正解のない問題だと思います。
この試験で唯一、絶対的な正解がないのです。
「あなたはどう考えますか」と問われるということは、あなたの意見を述べてください、と同義ですよね。
存分に述べましょう。
私は「結論→意見主張(結論に至る理由)→反対意見に理解を示す→しかーし!!!結論のだめ押し」が大きな流れであることが多いです。
ただ、「〇〇という言葉について説明を含めよ」「〇〇について具体的な例を出して」という指定があったりするので、その点は要注意です。
残念ながら、その言葉が分からなくてもやっとしたまま書いたこともあります・・・
基本用語や話題の注目用語は覚えておきたいものです。
このパートは
①可能であれば添削を依頼する。
②添削はさておき、自分の考えを400字でまとめる練習をする。
③時間内にまとめられるように、自分で決めた時間を意識する。
というのが練習のポイントになります。
私は添削は対策講座でお願いができたので、活用させてもらいました。
漢字のミスとか、表現の訂正とか、自分で気をつけて確認しても見逃しがちなので、他の人の目が入るのはいいことですね。
まとめ
基本的に試験3は問題で慣れるのが近道ではないかと思います。
かといって、問題集を何冊も集めて、こなして・・・というのは大変なので過去問題をしっかりとやりこんで理解するのが私のスタイルです。
ここに関しては、よくある勉強法の「過去問を解く」というのがいいかと思います。
日本語教育界は正直な話、今現在は厳しい業界だと思います。
言うまでもなく新型コロナの影響で入国が制限されているからです。
入国が再開されても、一瞬で戻るわけではありませんし、激減した分数年は厳しい状況が続くでしょう。
そして、国家資格化で多少なりとも変化が生まれることも予想されます。
有資格でも仕事がない人が生まれてしまう現状です。
せめて、資格には合格してしっかりとアピールできる自分になりたいものですね。