試験2は聴解パートですね。
得意、不得意が分かれるパートではないでしょうか☹
私は語学の勉強は耳でするタイプなので、単純に音をリピートするのは苦手じゃありませんが、この問題は難しいんですよね・・・
でも、安定して30点は取れるようになりました!
苦手な人、よかったら参考にしてみてください♪
各問題に関して
問題1は高低アクセントの聞き分け
問題2は学習者の発音上の誤り(プロソディー)
問題3は学習者の発音上の誤り(単音)
問題4は学習者の会話やスピーチを聞く問題
問題5は指導法やテスト
問題6は誤用の理由を分析する(聴解ですが、知識は文法問題の要素があります)
問題1の勉強方法
高低アクセントですが・・・
これを読んでいる方は絶対音感はありますか?
もしくは、あるかどうかは別として、1回で聞き分けができますか?
「YES!」という方は、得意なパートかもしれませんし、そんなに困っていないかもしれません。
「No・・・」という方は、私と同じです。
私も絶対音感はないですし、1回で正確に答えを選び続けるのは難しいです。
特に長音や拗音など特殊音の高低は難しいです・・・
わたしはあるアプリを使いました!
そうすると、みるみる正解率アップ☆☆
「ピアノの鍵盤アプリ」です!
無料で、単純に鍵盤が表示されるもので十分です。
特に音楽を演奏するわけでもなんでもないので、ドとミの2音がちゃんと出れば問題ありません。(私はいつもドとミを使用してましたが、音の違う2音は好みの音で大丈夫です。)
さて、問題に取り組みます。
CDを聞く→全選択肢の高低を鍵盤で再現→鍵盤の音に問題の文字をはめて読んでみる→答えを一つ選ぶ→もう1回聞く(答えを見ないで同じか確認)→正解確認
ここでのポイントは「ああ、これが正解か。(もう1回答えだけ聞いて)確かにそうだわ」で終わりにしないこと。
間違いの選択肢が「どのように聞こえるのか」をきちんと確認しておくことです。
目標は高低アクセントを自分で書いて答えられるようになること!
そうすれば、下の選択肢なんか見なくても、聞いてメモしたものと同じものを選べばいいので「私が思った答えがない!え、どうしよう。もうわからない」を避けられます。
あくまでも目標ですけどね。
そう思って取り組めば、かなりできるようになります!
問題2の勉強法
このパートは問題になれるためにたくさん聞く、実施する!!という結構単純な勉強法です。
何の変哲もない方法ですみません笑
学習者の発音と、言い直しの発音の違いを聞くわけですが、一つの問題で複数の言い直しがある場合もあるので、正確につかみ取らないといけないんですよね。
なんども、いろいろな問題を繰り返して練習しました。
問題3の勉強法
この問題では前半では声道断面図が正しく読み取れるか、後半では間違えているポイントを的確に示せるのかが重要だと思います。
声道断面図を攻略するために、単語帳を作りました。
単純ですが、何度も見て、瞬間的にどの音を示しているのか答えられるようにするためです。
表には声道断面図をコピーして貼り、裏には発音記号、調音点、調音法、何の音かを書きました。
あまり使わなかったのですが、もう一つは表に発音記号と何の音かを書き、裏に調音点、調音法を書きました。
張り切って2種類にしましたが、単語帳は一つで十分だったと思います。
結局、使うものは限られてしまうので。
そして、試験が始まったら、問題用紙の余白にさっとある表を書いていただきたい!!!
偉そうに言うほどのものではありませんが、一発で答えがわかります。
↑↑これです。
すみません。自分のメモを写真に撮ったので雑な字ですが・・・
横軸には調音点を、縦軸には調音法を書きます。
一番右に書いているのは、有声音/無声音の頭文字です。
これをさっと余白に書くと・・・
間違え「びます」
正しい「みます」
→これなら、調音点は両唇で同じ、調音法が「び:破裂音/み:鼻音」で違うということがわかります。
これで得点率かなり上がりました。
使えそうでしたら、個人でメモして使ってください♪
問題4・5の勉強法
これに関しては、日常の仕事環境が非常に助けになったと感じています。
既に授業を担当しているので、これは想像でしかありませんが、経験がない場合は「こんなことが起きているのね、現場では。」と現場をつかみ取るくらいの気持ちで取り組まれるといいのかもしれません。
このパートはあまり積極的に対策していませんでした。
単純に問題に触れる機会を増やすために過去問題や合格するための本の問題に取り組みました。
傾向はあっても同じ問題は絶対に出ないので、さらっと確認して問題になれましょう♪
問題6の勉強法
これは、隠れ文法問題です!!
聴解なので、聞く要素もありますが、同時に文法の知識をフル活用させなければなりません!
そのため、いかに文法の理解ができているのかが問題を解くカギになってきます。
文のねじれ、助詞の間違い、活用ミス、接続ミス・・・実際に学生がよく間違えるところです。
ただ、そのミスがどんなミスなのか「名前を付けるとしたら?」ということがわかるとこの問題は簡単に答えがわかるようになります。
実際に名前を付けることはなくて、選択肢から選ぶわけですが、名前を付ける石井で取り組めば選択肢から答えを選ぶことは難しくありません。
聴解ですが、文法要素を含んでいると念頭に置いて取り組んでみるといいと思います♪
まとめ
問題の練習で私が確実に点数を稼いだのは、特に問題1・2・3・6です。
全く同じ問題は出ないとはいうものの、同じ問題形式なので練習しやすいです。
極端な話、問題4・5で少し点数が振るわなくても、ほかのところでしっかりと稼いでいれば大丈夫です♪
そして、私は実際にこんな感じで切り抜けました!