さて、私は現在3カ所の学校に身を置いています。
勤務先は緊急事態宣言が発出されている地域です。
ということで、なかなか自宅待機がとけません(T_T)
仕方のないことですし、学校がどうのこうのということではありませんので従うしかありません。
いざ出勤となると、満員電車は避けられないので・・・
何というか、行くも地獄、行かぬ地獄・・・という感じですね。

企業系日本語レッスン

授業の開講:×
連絡事項のスムーズさ:◎
給料:〇

日本語学校と言うよりは、企業系の日本語レッスンです。
緊急事態宣言が発出されて以降、「塾扱い」の枠に当てはまるということで、すべてのレッスンがキャンセルとなりました。
出勤の必要もないので、当たり前ですが教室への立ち入りも禁止です。
もう大元の企業が休業状態です。

完全自宅待機で、契約の打ち切り等は検討もなし、とのことですので、再開をおとなしく待つばかり。
基本的には学生に希望を聞いてからレッスンをするので、自宅待機中に教案作成や教材作りなどの対応もありません。

休業の連絡やその後の対応などはコンスタントに連絡があり、対応も早かったのは非常にありがたいポイントでした。
おそらく、国の対応を見越して事前会議で数パターンの営業方法を模索しているんだと思います。
そのため、緊急事態宣言発出ほぼ直後にその後の対応が講師に発信され、その後も国や知事からの発信がある度に企業としてどう動いていくのか発信されます。
自宅待機で何も連絡がないと、先が見えなくて不安が増していきますが、とりあえず再開したらレッスンができる、消毒などの注意に関しても企業の指示に従えばいいという安心感があります。

そして、給料ですが、所定の計算のもと、一部が保障されて支払われます。
もちろん、レッスンができていればもっと収入が見込めたかもしれないという可能性は消えませんが、国の給料補償が個人にいい形で働いているものは見つかりません。
そのため、ゼロではないというのは助かります。
また、このように対応がきちんとしていることに安心感を覚えます。

早くレッスン再開が決まればなお嬉しいのですが・・・

告示校日本語学校

授業の開講:△(非常勤は一切なし)
連絡事項のスムーズさ:×
給料:×

学校は休校が続いています。
教務(専任講師)で、ネット配信型の授業を行って、学生に課題を出しているそうです。
おそらくかなり混乱しているのでしょう・・・
非常勤への連絡は遅く、残念ながら置いてけぼり状態です。
ということで、この学校も実質何もしていません。
本当は教科書分析やプリントなどの授業準備がしたいのですが、オンデマンド授業対応のため、変更後の授業予定が変わったとのことですが・・・
どのように変わったのかはまだ連絡がないので、準備ができず(-_-;)
せっかく時間はあるのに残念です。

そして、授業がないので給料もなし。
ここが一番しんどいですね・・・
非常勤の宿命というか、仕方のないことなんだろうとも思いますが、「仕方ない」では生活ができないので何とか手立てはないものかとモヤモヤしますね。

専門学校

授業の開講:〇(5月以降オンライン)
連絡事項のスムーズさ:◎
給料:◎

4月は完全に休校でしたが、5月からオンライン授業を開始しました。
授業は予定通り、担当している人がZoomでの双方向か、オンデマンド型での配信をしています。
おかげさまで、在宅とはいえしっかり仕事があります。
むしろ通常の対面授業よりも準備が増えて、バリバリ働いています。
前出の2つの学校が実質仕事なしなので、級のオンライン授業にも対応ができています。
結果、ありがとう。
正直3校全部オンラインで授業だと言われていたら、準備追いつかなくて普通に時間足りませんでした。
そのくらい、急にオンラインに対応するというのは大変なことだと分かりました。

配信の準備では、ちまたで話題になっている「在宅あるある」「在宅ワークの難しさ」を痛感しています笑
ペットは飼っていないので、ネコボックスは必要ありませんが。

給料は4月分もみなしとして支給されるみたいで、その代わり後ろ倒しになった夏休みに食い込む授業は支給なし。
つまり、支給されるはずだった給料を保障してくれるということ。
なので、8月に授業があるけど給料が入らないなーという期間があるらしい。
なるほど・・・
むだな出費は抑えておかねば。

いずれにせよ、もらえるはずだった分がもらえるというのはよかった。



ちなみに、4月入学予定だった学生の入国は未だにできていませんし、見込みもありません。
自国にいる学生にオンラインで対応をしているのか、入学そのものを延期としているのかは、情報がおりてこないので分かりませんが、告示校日本語学校の時間割りには残っていたので、開講する予定ということなのでしょうか・・・
留学するために既に大金を払っている学生もたくさんいるので、感染拡大を防ぎつつ、適切な対応を意識しつつ、留学生活がスタートできることを願っています。
そうこうしているうちに7月入学、10月入学、(1月入学)、来春と、つながっていくし、現在日本にいる2年生も来春には卒業してしまうので、いつまでも学生が来られないようでは国内の日本語学校は全部存続できなくなってしまいます(゜Д゜)
本当に怖い。



さて、ざっくりですが現在の状態です。
今後は契約書の内容も変わるのでしょうか。
感染症対応の場合はどのような事態になるのか、とか。
入社の時点で確認する内容も変化があるのでしょうか・・・
一難去って、また一難。