ワーキングホリデーでオーストラリアに1年滞在していました。
夢いっぱいで渡航したオーストラリア!
全てがいい思い出だけというわけではありませんが、総じていい思い出です。
それに、嫌なことは数える程度でほとんどありませんでしたので、ワーホリは渡航が再開して自由に行き来ができるようになったら、ぜひおすすめしたい渡航方法です。
今はコロナで足止め状態の人も多くいると思うので、せっかくならこの時間を有意義に過ごせるように、向こうであったらプラスになるスキルを紹介します。
海外生活の中でも留学やワーホリ渡航で考えている人は参考にしてみてください。
あくまでも主観です!
①料理スキル
向こうは外食がとても高いです。
コーヒーショップで少しお茶でも~というだけでも日本の金額よりも高くなります。
外食もたまにはいいですが、基本的にはワーホリや留学で渡航している人は自炊をして節約しています。
難しいことができるようになる必要はありませんが、フライパンやなべで簡単にできるメニューを練習しておくと自炊も負担にならなくていいでしょう。
しかも、このお料理スキルはシェアハウスでもかなり生かされます。
お互いに自分の国の料理を振舞いあいっこしよう~ということもありました。
簡単な日本食のレシピを教えたことも。
(胡麻和えや鶏肉の照り焼きなど、そんなに難しいものではありません。簡単なものでもAmazing!と喜ばれます。むしろ、難しい料理だと、友達が再現したくてもできないので簡単であるべき!)
作りあいっこではなくとも、作っていると会話が生まれます。
「これ何作っているの~?」と。
英語力に自信がなくても、会話のきっかけになるので向こうから話しかけてくれることも増えるし、自分から話すきっかけにもできます。
料理に関してだけではなく、「私、あなたが終わったらキッチン使いたい」というのも立派な会話!
外食ばかりではこの会話は生まれません!
②楽器スキル
私の語学学校にはギターがあって、(誰か先生の私物だったらしいですが、自由に使えました)、学生がたまに弾きだすんですよ。
休み時間とか。
そうすると、その人の周りには人が集まります。
みんなが知っているような曲だと、誰かしら歌えるので歌ってくれる人もいるし、「教えて」とお願いされることもあります。
自分から積極的に話しかけることは友達づくりの上で大事なことだとはいうものの、最初は緊張するし、何を話したらいいのかわからないし…と戸惑いますが、楽器の周りに集まっているのです。
「あなたも楽器できる?」「どんな音楽が好き?」など、会話のきっかけには十分です。
しかも、周りに複数人集まっているのであれば、一気に話ができて顔見知り→友達が増えるチャンスです。
深く少人数の友達もいいですが、最初から狭めてしまうのはもったいないです。
もし楽器ができるのであれば、披露するチャンスがあると語学学校では情報が広がりやすいので、一気にいろいろな国の友達が増えますよ。
③とにかく明るい性格
これはスキルではなく性格だと思われるでしょうが、もはやスキルです。
日本人は謙遜する文化もあるので、自分のことを過剰に評価するのが苦手だったり、嫌なところが目についたときに愚痴ってしまったり、ネガティブに考えたりしてしまいがちです。
考えているだけなら「ご自由に」ですが、それを相手に伝えすぎると…「あの子といても暗い」「楽しくない」と去って行ってしまいます。
外国人みんなが明るいわけではありません。
おとなしい人や、愚痴が好きな人だって確かにいます。
ただ、「ほかの人のことなんて気にするな~、私に人生よ!」と本気で思って行動している場面をよく目にします。
そんな人からしたら、うじうじしているのは…ねえ?
無理に明るくつとめるようにという意味ではありませんが、気にしすぎず楽しく過ごして、なおかつ「私ハッピーよ!」と表現していた方が楽しい人が寄ってくるし、楽しい海外生活が送れます。
特にワーホリは1年(条件によっては2年)と、有限の海外生活ですから。
④発表(会話)スキル
これは授業中でも、授業外でもそうですが、「話を聞いている人」よりも「自分の意見が言える人」の方が確実に人気があります。
言わない人は何を考えているのか分からないので、興味を持たれないんです。
いてもいなくても同じということになります。
意見を言わないで授業中に起こる悪いことは
1,ペアワークができない
2,話に入れない
3,相手にされない
などがあります。
自信がなくてもいいので発したほうがいいです。
どうしても分からなければ「今まで考えたことがないから、先に意見を聞かせてほしい。聞きながら考えてみる」と伝えて先に話してもらったり、「全く知らないから答えられない」でもいいです。(使いすぎはダメですが)
人によってはすごくシビアで、一度ペアワークが成立しなかったら、2回目以降のペアは組んでくれなかったり、形だけは組んでいるものの一切話をしてくれず違う人と話していたりします。
「えー」と思うところもありますが、自分の勉強にならないと判断されると、そういう態度になる人もいます。
私がオーストラリアにいた際に聞かれたことは「原子力発電はよくないのになぜやめないのか、現在の使用状況(主に福島の原発)はどうなっているのか」「日本のかわいい文化で最先端は何か」「日本食について」「日本人はなぜそんなに働くのか」「ワークライフバランスはおかしくないか」「男女格差ひどくないか」など…
難しい問題もたくさんあります。
でも、別に正解を求められているわけではありません。
話が好きな人、日本人に会ったから聞いてみたというだけの人、最近ニュースで話題に上がっていたからという人…いろいろですが、「知らない」と答えて怒られたことはありません。
知っている情報があれば、知っている語彙でなんとか話そうとします。話を振った方だって英語ネイティブじゃないとわかっているので、下手な英語でも気にしません。
彼らは会話を楽しんでいます。
日本の教育スタイルよりも海外の教育スタイルの方が話したり、考えたりする機会が多い分、単純に受け身で日本の教育を受けただけだと話せることが少ない人は多くいます。
特に世界のことは「知らない」「聞いたこともない」ということもあります。
広く浅くでも大丈夫です。
そもそもトピックによっては日本語で詳しく知っていても伝える英語力で苦労することだってあります。
できるだけ「知らない」→会話終了が減らせるように引き出しを増やすと自分もいろいろな話ができて楽しめますよ。
授業外の時間になっても話をしない人は友達が少ないです。
友達が少ないと発話の機会が減ります。
そうなると、どんなに海外滞在していても、語学は伸びません。
高いお金を払って何しに渡航したんでしょう?ということになります。
多くの人が「外国に渡航しただけでは話せるようにならない」と言うのがこの点です。
話さないのであれば、日本にいるのと変わりません。
不本意ながら、時間ができたという人も多いでしょうから、チャンスです!
有意義な海外生活にするために会話の引き出しを増やしてください♪
まとめ
絶対条件ではありませんが、できる人は存分に発揮してほしいですし、できない人は「簡単に」をクリアすべく日本にいる間にチャレンジしてほしいです。
渡航が再開したら、世界に飛び出して、有意義な時間が過ごせる人が少しでも増えますように☆