2019年3月20日に無事退院した私は約1週間、自宅待機をしていました。
外出したのはシャンプーのための美容院くらいで、仕事も休みのままだし、買い物も特に必要ないし…

なんせ、見えにくいので「積極的に出かけよう!」とも思えなかったんですよね。
ということで、ダラダラしていたわけですが、退院後の初回外来の日が来ました。

私がお世話になっている病院は、術後の外来は退院から1週間以内と決められているらしく、3月25日に予約となりました。
担当医の外来の日で決められたそうです。
仕事の都合とか聞かれず(休みだったからいいのですが)、決定事項として伝えられました。

さて、術後の外来では、視力検査・眼圧・眼底写真など各種写真を撮られました。
眼圧の検査は苦手です。
あの空気が出てくるやつです。
「目、大きく開いてくださいね〜」と言われますが、自分としては最大限開いているつもりなんですよね。
とうぜん、開き足りないようですが。

視力検査は、今まで何の感情もなく受けていましたが、今回の手術をしてから嫌いになりました。
理由は単純で、見えないんですよ。
今までだって、2.0とかではないので完全に見えるわけではありませんが、必要な範囲は見えていたので十分だったんですよね。
それが、今は見えないんです。
正直、まだ現実を受け入れられなくて、見えない現実に直面すると気分が落ちるんですよ。
今回は視力の結果は特に言われませんでしたが、一番上も自信なかったし、ちゃんとは見えなかったし、内側の方は何もうつっていない感じがして視野欠損なのかなーという状況でした。
これ、今後もするんだと思うと…萎える。

医者の話では術後経過は良好らしい。
これでも良好なんだと思うと、何だか劇的に良くなることはないと言われている気がして、以前と同じになるということはないんだという現実を突きつけられた気分でした。

「どうですか〜」とは聞かれても、自分自身何と話したらいいのか分からなかったよ。
見え方が現時点ではいい感じなのか聞きたくても、見えている感じをどうにも伝えられなくて、もはやなんと言えば私が見ている世界が伝わるのか…自分でする話している内容が意味不明すぎて諦めちゃった。

とりあえず、医者がいいというのであればいいんでしょう。

オイルが入ったままではクリアに見えることもないらしいし(私は黄斑がだめになってしまったとのことで、オイルを抜いても「前のように見える」とはならないそうですが)、現状は再剥離の可能性もないとのことなので…
まあ、それがオイルを入れているということなのですが。

今回は特に心配なこともないということで終了。

仕事には様子を見ながら戻っていいと許可が出ただけでもよしとするか、という感じですね。
いい加減暇だし、3月に復帰できるように職場にも話をしておきました。

思うところはあるし、割り切れないし、不安も尽きないけど、もうこんな感じで生きていくしかないんだよね。