記録用です。
長引くコロナ禍、まさかのオリンピックは開催されます。
1日に何万人もの選手、関係者、報道記者などが入国しています。
表向きには一定の感染予防をし、行動ルールを設けて…などと聞きますが、懐疑的な見方をしてしまうのも事実です。
さて、そんな中で日本留学希望者はどうなっているのかというと「待ち」です。
オリンピック関係者が入国できるのであれば、一定の規則のもと留学生も入国できてもいいはずだと考えますが、現実的にそのような動きはありません。
いつ終わるのかも、どのような状況になれば入国が再開するのかも何もわからないまま、日本留学を希望する以上は待ち続けないといけなくなっています。
留学を諦めるとしても、彼らの思っていた人生とは大きく違ってしまう道を探し始めないといけないわけです。
個人的にはやるせなさを感じますし、日本政府には明確なルールや基準を設けてほしいと思います。
なんなら、国で既にワクチン接種も終わっているという人もいますからね。
日本よりも対策が進んでいる国なんていくらでもあります。
日本在住の非常勤日本語教師の私はというと、仕事が激減して身の振り方を考えるようになりました。
2021年3月時点では、日本語学校・専門学校・企業研修の三本柱で勤務していました。
授業が減ったのでこの時点でも収入は厳しく、希望していただけの授業数はもらえませんでしたが、ひとまず日本語教師の仕事ができていました。
2021年7月現在はどうかというと、日本語学校は待機になり、全く授業がありません。
その待機もいつ復活するかは分かりませんし、学校からの連絡も一切ありません。(連絡すると言っていたので、この点に関しては学校側もどうなのかと思いますが…)
他にいい話があれば、そっちを優先していいと言われているので、契約そのものがちゃんと結ばれていないのかもしれません。
もはやよくわからない状態です。
とうぜん、入国再開のニュースもないので、どんなに学生募集をして、ビザ申請をしても学生は入ってきません。
学生が入ってこないんので、仕事はありません。
仕事が来る気配もありません。
なんなら、このままこの学校との契約は自然消滅するのではないかと思うくらいです。
専門学校は変わらずありますが、後期は時間割りの都合上、半分以上クラスが減ります。
また、来年度以降は留学生の入学人数の都合で授業そのものが開講されない可能性が大きいです。
今年度はなんとか授業があるけれど、その後は尻すぼみ的な感じでしょうか。
なんとも明るい感じがしません。
企業研修は継続はされているものの、レッスンそのものは大幅に減り、30%以下になりました。
今後も劇的に変わる見込みはないそうです。
緊急事態宣言の動向も影響しますし、今までは会社負担で行っていたところも予算をそこには割けなくなっているそうです。
正直、仕事では日本語を使っていないというクライアントもいるので、その場合は当然優先順位が下げられますよね。
仕方がないですが、苦しい…
ということで、現在の授業は週に6コマ(+会社研修)です。
あり得ないですね。
前期は日本語科目以外の科目も担当しているので、上記にプラス4コマですが…
後期は4コマ+会社研修です。
なんとかしないと、生活できませんね。
笑い事ではありません。
さあ、どうしましょう?
①日本語教師を辞める
→ただ、この就職難な時代に経験なしの新人を積極的に取りたいという企業は少ないのが現状ですよね。ただでさえ、日本は新卒主義ですし。アピールできる経験でもあれば違うのでしょうけど、今ないものを数日で準備することはできません。
②パートをする
→現状持っているクラスはキープしたまま、日本語教師をしていない空き時間をパートの時間として稼ぐ。これは現実的ですよね。
給料的にはイマイチかもしれないけど、ゼロよりはずっといい。
問題は都合よく働き口を得られるかどうかですね。パートの募集をよく目にしていたお店も業種によっては経営が厳しくなっています。経験がなく、パートでいいという求人を見つける必要があります。
③フリーランスの仕事を増やす
→学校が無理ならフリーランス!というのは少々危険な気もするけど、完全フリーランスというよりは、空いた時間で会社に頼らない方法を模索するというイメージ。
一つはオンライン日本語教師に手を出しました。全然思うようにはいかないけど、軸を一本増やせたことはよかった…はずです。
個人的な理想はこれなんですねどね。学校にも所属するけど、個人での仕事ができるというのが理想です、本当。
正直、そんな働き方考えたこともなかったし、どうしたらいいのかも分からないところからのスタートですが、どこにいても安定しないこの時代にはあっている気がします。
会社×会社でもいいし、会社×個人でもいいけど、軸を一本にしない生き方。
さてさて、しばらく時間が有り余る期間に突入します。
どう行動できるのか、どう結果に繋げられるのか…考えつつ、行動に移していきたいものです。
とりあえず、今後も日本語学校に期待するのは危険な日々が続きそうです。