術後外来から、予定していた眼内オイルを抜く手術をするまでの間は外来が続きました。
当初は2週間から1ヶ月に一回の予定だったそうですが、私は眼圧がなかなか正常値に落ちつなかくて、最初の頃は毎週外来。
そして、2週間に一回になり、1ヶ月に一回になり、途中でまた2週間に一回になり、1ヶ月に一回になり…と、頻度に変化がありましたが通院生活は日常になりました。
通院の頻度が変わったのは眼圧の上昇で様子を見る必要があったからです。
目薬をさしていましたが、眼圧が高いと緑内障などの他の眼病を引き起こす可能性があるからと、ちょっと慎重に。

外来では、レギュラー化した視力検査・眼圧・眼底検査・写真があって、たまに視野検査。
視野検査はつい目を動かしてしまいそうになるので、大変な検査ですね。
時間も長いし、顔も動かせないし、視線をそらしたらアラートがなるし、集中力が切れてしまいます…
まあ、必要な検査なので文句は言えませんが。

当初の予定では前回の手術から3ヶ月〜6ヶ月くらいのタイミングがシリコンオイル抜去だと言われていましたが、網膜の戻りが心配なのと眼圧上昇が手術には微妙ということで1年近く待つことになりました。
なので、通院しているときに「抜去手術は3月くらいにする?」と言われていました。

ただ!
眼圧上昇のこともあって、年度末までは伸ばさない方が良さそうということで、11月の外来の時に12月に手術することに決まり、手術前検査や入院申し込みなどを済ませることになりました。

2回目となると冷静ですね。
どこに何の検査室があるのかも大体覚えているし、その検査でどうすればいいのかも分かるものです。
スムーズに検査を終了させて、申し込みもスムーズに。

この約10ヶ月の間、目が治っていっている、よくなっているという印象は正直なところありませんでした。
医者によると、問題は出てきていないけど眼圧が高いことは心配だということと、増殖膜ができている可能性があることが手術を早めた理由だそうです。
とは言っても、増殖膜ができること自体は驚くことでも珍しいことでもないそうで、想定内だったらしく、これといって心配しなくていいらしいです〜
「取ればいいだけだから」と。

最初の手術をする前は、人口の眼内レンズを入れる前提で話していたけれど、眼圧のことも考えると入れない方が良さそうということで、あっけなく眼内レンズの話はなかったことに。
バイバイ、少しだけ快適になるかもしれなかった生活。

眼内レンズを入れる場合は、レンズの度数を手元に合わせるのか、遠くに合わせるのか生活スタイルに合わせて希望を伝えられるみたいなので、そのような話があったら医者に相談しつつ決めるといいでしょう。
白内障の手術とやることは同じですね。

外来診療中は、ごく普通の日常生活+通院というだけで特に何か変化のある日常ではありませんでした。
仕事をして、友達と遊んで、好きな海外旅行に出かけて…
変わったことと言えば、化粧をしなくなったことと温泉に入らなかったことくらいでしょうか。
化粧は禁止されていたわけではありません。
術後、落ち着いたら普通に化粧をして問題ないのですが、私は化粧をすると瞼が荒れがちなのと、どんなに傷はふさがっていて問題ないと聞いてもしばらくは触れるのに抵抗があったので、そのまましなくなっただけです。
温泉は一定期間はダメだと言われますが、その後は入れます。
単純に入る機会がなかったのと、次の手術があると分かっていたので、小さなトラブルも避けたかったので、手術が終わるまでは入らないようにしようと考えました。
とはいえ、お風呂には普通に入るわけですから、温泉を避けたことにどれだけの意味があったのかは…分かりません。多分、そんなに意味はなかったと思います。

さて、予定より早くなった手術。
次回は第2回の手術について書きます。