掛け持ち非常勤の私が年度始めにすることを紹介します。
スケジュール管理や授業準備の効率化など、個人的には早いこと手を打ってできるだけスムーズに仕事ができるように準備しておきたいです!

①手帳に授業予定を記入する

年間スケジュールがもらえるので、それに沿って全部書き込んでいきます。
私はスケジュール管理は手帳(手書き)派なので、一つの手帳にスタンプ分けして、何日の何時から何時までがどこの勤務なのかわかるようにしています。
多少予定変更の可能性はありますが、それはその時に修正したらいいだけのことなので、とにかく関係のあるものは全部書いておきます。
掛け持ち講師の一番怖いミスはスケジュール被りです。
専門学校は月曜日の時間割りをカバーするためにたまにスケジュール変更があるので要注意です!

ちなみに、万が一、変更の都合で授業が重なってしまったら、通常スケジュールを優先してイレギュラーな方を変更交渉します。
好きな授業などもあると思いますが、好き嫌い・損得で動いてしまうと、その学校からの信頼が損なわれてしまいます。
あくまでもレギュラースケジュールを優先しましょう。

②授業予定を組む

シラバスは学校指定のものがありますが、カリキュラムは自分で組むことができる学校なので各授業での大まかなテーマを決めます。
どのタイミングで中間試験を行うのか、評価基準はどうするのか、いつアナウンスすればいいのか、この時点でざっくり決めてしまいます。
先に決めておかないと、タイミングがおかしくなったり、意味のある内容の授業を行うのが難しくなるからです。
変更はできますので、計画は早めに立てておいた方がいいです。

ついでにできる範囲で、成績処理のベース(エクセル)を作成します。
正直、この時点では学生の名前も分からないので、完成はしませんがこれをしておくと気持ち的に余裕ができます。
私は、小テスト・中間テスト・期末テストなどの評価を入力するものを作っておきます。
出席も学校の入力箇所がありますが、個人でも入力してカウントしやすく、成績反映しやすくしています。

③必要書籍をリストアップする

指定教材で必須になっているものは基本的に学校側から支給されますが、補助的な教材やあった方が便利だと思われるものは何かを考えます。
例えば、「みんなの日本語」がメイン教材で配布された場合、「教え方の手引き」「翻訳本」「問題集」など、関連書籍がたくさんあります。
私は学校からの支給がなくても「教え方の手引き」「翻訳本」は持っています。
いぜん、購入したからです。
最近は使用しないので手放しましたが、ワークブックと標準問題集も一時期は持っていました。
「問題集と重ならないように授業を構成するように」と指示があった学校に勤務していたときは、確認しないと例文が作れなかったので必要でした。
コピーして使ってください!という話でしたが…私は買ってしまた方が早いと思ったのでそうしました。

今年度も授業が決まったので、必要になりそうな関連書籍をリストアップします!
全部購入するかは別問題ですが、必要に応じて授業が始まるまでに手元に揃えたいです。

④メールアドレス登録

自分が新任ではなくても、人事異動などで着任する先生もいるので、持っている情報の範囲でアドレス登録をしておきます。
アドレスってメールの度に打ち込むのが面倒なんですよね。
最初にやってしまえば、あとが楽なのでメールアドレスの登録と振り分け設定をしておきます。

一般企業に新卒採用で入社hした時に一番最初にした仕事ですが、これはどの業界・学校形態・雇用形態でも通じるものです。
今すぐ設定することをおすすめします!

⑤ファイルの準備

学校ごと、授業ごとにファイルを準備します。
私は複数ポケットのファイルを使用していますが、「学校で配布するプリントの原本」「返却物」「連絡事項」「予備」と4つポケットがあるものが好きです。
授業ごとに準備しておくと、パソコンに入れてあるデータと該当のファイル一つで授業に行けます。
忘れ物やうっかりもなくせるので、この方法を継続しています。
荷物も減らせていいですよ♪

まとめ

今回はこの5つです。
他にも授業準備をしたりすることもありますが、ここでは一旦横に置いておきます。
春休みの期間は「仕事モード」とは言いがたく、積極的に仕事をしているわけではないのが現状ですが、それでもこの5つはやるようにしています。

新年度!
私は結構単純なので、なんだかんだでちょっとやる気がムクムク出てきたり、新しいことに手を出してみたりするタイプです。
みなさん、新しい年度もワクワクと共に頑張りましょう*