ワーキングホリデーや語学留学など、海外渡航が復活したらすぐにでも旅立ちたい人は多くいますよね。
少しでも有意義な海外生活にするためには語学学校の選択も手を抜いてはいけません!
「初めてだからよく分からない」「エージェントの人が言っていたからここでいいや」など、なんとなく決めてしまうこともあるかもしれませんが、せっかくなので学校のサイトなども確認して見比べてみてはいかがでしょうか?
私が学校選びで確認したポイントを紹介します。
①立地
当たり前ですが、どこにあるのかは大事です。
街の中心地なのか、郊外なのかで、学校外の時間の使い方が変わることもあります。
静かな環境で勉強に打ち込みたいのであれば、郊外の学校は周辺環境がいいでしょうし、反対に勉強もだけれどもショッピングをしたり、簡単に観光したりと放課後は観光のようなことも楽しみたいという人は、あえて町の中心地の学校にした方が交通費などを考えると移動しやすいことが多いです。
「遊ぶ」と言っても、日本人の放課後のカラオケに行ったり、原宿のようなお店がすごく多いところでショッピングを楽しんだりするのは、欧米系の国では頻度が減ると思います。
カラオケもあまりありませんし。
その点は、郊外であれ街中であれあまり変わらないかもしれません。
郊外を選ぶときに確認しておきたいのは、交通の便です。
どうやって学校へ行くのか、どのくらい時間がかかるのか、交通費はどのくらいになるのか、帰りが遅くなる場合は家に帰れるルートがあるのか、それが安全なルートなのか。
(あまり帰宅が遅くなる生活はおすすめしませんが…)
街中だと、周りに人がいることが多いですが、郊外は人が少なくなってしまいがちで、助けを呼びたいときに人がいないと怖いので…
ちなみに街中でも郊外でも、その周辺の治安がどうなのかは情報を集めておきましょう!
②学生の国籍比率
各国の長期休みは、特定の国の学生が多くなる傾向があります。
例えば、日本で考えると、日本の学校の春休み・夏休みの期間は短期で入学する日本人の学生が増えます。
そのため、短期的な偏った国籍の増減は仕方がありませんが、全体的にどんなバランスなのかは確認しました。
サイトを見れば確認できるところがほとんどなので、気になる学校のホームページを見るだけです。
よくあることですが、初心者レベルにアジア系の学生が集まりやすい傾向があります。
つまり、もし初級のクラスに入学したら、クラスメートの大半が日本人だった!ということが起こり得ます。
これを避けるには、
A:自分の英語力を伸ばして中級以上のクラスからスタートできるようになる
B:南米やヨーロッパなどのアジア圏以外の学生比率が多いところに行く
という方法が考えられます。
もちろん、アジア圏が多いとよくないなんていうことは一切ありませんよ!
気にしたいのはあくまで日本人が多過ぎないことだと思います。
日本人向け!とマーケティングしている学校もありますが、そのような学校は日本人が集まりやすいので、それが故のメリットもデメリットもあるという理解をしましょう。
日本人同士だと授業外などは日本語で話すことが増えてしまいますが、アジア圏でも日本人以外であれば英語で話すしかありませんので、他の国の学生が多いのであれば「英語で話す」という目標は達成できます。
③寮があるかどうか
個人的に寮で学生生活を送ってみたかった!ただそれだけです笑
最初はホームステイで滞在して、後で寮に引っ越しました。
どちらもできて大満足です。
寮は民間の「学校所属の学生限定の寮」「学生向けの寮」「誰でもシェア」みたいにいろいろなパターンがあります。
「学校の学生限定」だと、シェアメイトも同じ学校の学生だし、生活の時間が似ていることが多いので(同じ時間から授業が始まるので)過ごしやすいと思います。
何かトラブルがあったとしても、学校の担当部署が対応してくれたりするので安心です。
「学生向けの寮」だと、学校外の人とも会えます。でも学生同士なので分かり合えることがあったり、生活しやすく感じたりメリットは大きいでしょう。
ただ、特定の学校の学生が多くて、自分だけが違う学校という場合もあるので、知らない話ばかりで入れないことが発生する時もあります。
「誰でも入居できる」場合は、学校外に人間関係を作れる可能性があります。ただ、社会人だったり、大学生だったり、色々な人がいるので生活の時間がバラバラということもあります。神経質な人は気になってしまうかもしれません。
結局、一回も会えないままということも発生します。(極端ですけどね)
④アクティビティの充実
参加するかどうかは別としhて、学校でイベントが企画されていると行きたくなったら参加できるし、学校内での友達づくりのきっかけが増えます。
また、個人で旅行に行きたいときにトラベルオフィスとして機能しているところもあります。
これは学費とは別のオプションなので、参加するかどうかは個人の自由ですし、あるに越したことはないと思います*
⑤授業内容・先生
勉強しに行くわけですからね!
先生はどんな先生なのか。英語を外国人に教える教授法があります。
その教授法が必須というわけではありませんが、やはりプロは違う!ということもありますからね。
そして授業も学校で色が出ます。
TOEICやIELTSなどの資格試験対応クラスがあったり、大学進学準備クラスがあったり。
目的に合う授業が展開されているかどうか、苦手を潰すために選択授業があるか、レベルはできるだけ自分に合うところに行けそうかどうか…
クラスのレベル分けは細分化されていた方が、よりあったレベルのクラスに行ける可能性が上がります。
もし、希望の教科書がある人は問い合わせてみてもいいでしょう。
学校によっては日本人対応の人がいますので、その場合は日本語で問い合わせをすることができます。
いない場合は…頑張りましょう!
翻訳サイトなどを使うとある程度のことは質問できるのではないでしょうか。
⑥学費
これは、おまけ程度でもいいのではないかと思いますが、無視はできないという人もいますよね。
語学学校は金額が高いからいい学校だとは言い切れません。逆も然りです。
ただ、海外での生活は思いのほかお金がかかるので、出費を抑えたい人もいますよね。
正直、お金事情は個人によって大きく違うので、どこまで気にするのかは個人差が大きいと思いますしアドバイスできるポイントではないと思いますが、一つ言いたいのは「複数の気になる学校の学費が大きく違うときは違う原因を探る」ということでしょうか。
学校の設備や立地など、比較をして安くてもいいと思えるのか、そうではないのかよく見比べてください。
まとめ
語学学校のことはよくわからない人も多いでしょうし、なんとなく決めてしまう人もいるでしょう。
そもそも、あまり違いがわからなかったり気にするほどではないと思ったり。
せっかくの留学生活です。高校や大学を選ぶように語学学校もしっかり調べてみましょう。
楽しい学校生活につなげる一歩になりますよ!