いや~着物女子に憧れて、自分でも着られるようになりたいと、着付け教室に通っているんですけど、着物って奥が深すぎますよね。
(現在は、コロナの影響と自分の目が芳しくないのでお休み中ですが)
私は知識云々ではなくて、技術的に自分で着られたら満足というタイプではありますが、着物にはマナーもあるし、購入するには高いものなので失敗は避けたい・・・とは思っています。
そこで、販売ノルマ一切関係なし!の私がおすすめしたい初めて購入する着物を紹介します!
もう一度言いますが、私は先生でも何でもないですからね。
でも、先生に言われて購入して、後悔とまでは言わないけれど「こっちにしておけばよかった-」と思っているものがあるので紹介します。
自分が欲しいもの
単純ですが、まずは「自分が欲しいもの」にする。
私が一番最初に買った着物は「訪問着」です。
海外の友人の結婚式に着ていきたくて着物を習い始めました。
レンタルにしてもいいかとも思ったけど、なかなかの日数レンタルすることになるので買ったほうがいいかなと思いだして購入に至ったんですけど・・・
値段がね、なかなかするもんだから、私はかなり妥協して購入したんですよ。
まあ、これがダメだったとまでは言いませんが・・・
買う時の妥協した感じがちょっとテンションを下げます。
仕立てが終わって手元に届いて箱を開けたとき、「やっぱり、あっちの方がよかったかな」と頭をよぎります。
着たときも「うーん、あっちの方がよりよかったかな?」とか思っちゃいます。
妥協とはいえ、「こっちもいい感じ」と思った中での妥協だったんですけどね。
金額が金額なので、思い通りにとはいかないものですが、できる範囲で妥協をなくして自分が本当に着たいときめきが大きいものに決められるといいですよ!
好きな色
さっき、妥協と言いましたが、色だけは妥協しない方がいいと思います。
好きな色とまあまあの色・・・
顔の色味と合わせると、一番好きな色よりも顔色がよく見える着物もあります。
でも、結局のところ自分が好きな色だと、自分の中で印象がいいので何よりも似合う気がするのです☺
パーソナルカラーや何やらで違う色にすると、ときめきが薄くて段々その着物から離れてしまうんですね・・・
妥協はいろいろポイントがあると思いますが、着物の大部分を占める色は気に入ったものにするべし!!!
洗える着物
目的によっては洗える着物で十分だし、機能的です!!
お教室に通っていると、着物ポリスがいて「ポリの着物なんてもっての外~!!」とおしかりを受けることもありますが、今の時代そんなことはないと思います。
汚れてしまってもガシガシ洗える方が気が楽ですし、町ゆく人が「あの人ポリやわー」と思って見ているということもないでしょう。
だって、あなたもそうでしょ?
着物マダム(いや、お姉さんかもしれませんが)を見て、「着物だ、素敵~」と思うことはあっても「あの人の生地はなんやろ?ポリちゃうやろなー(-_-;)」ってなりませんよね?
勉強代だと思って、安物を何枚も買うのではなくて、最初からいいものを使え!という意見もありますが、私は安いので始めて、様子をみてもいいと思います。
だって、高いのレベルが・・・ねえ??
江戸小紋
「納得!」という人もいるかもしれませんが、私は最初の着物は江戸小紋を買われるのが一番着回しができると思っています。
通常の小紋はいわゆる普段着で、正式な場所に着ていくのは格式が合わないのでタブーです。
でも、江戸小紋なら合わせる帯と小物でランクアップができます☆
着物の仕事をしている、普段着としても積極的に着物を着て楽しんでいる、という方は、使い回しをそんなに気にしなくても十分対応できるだけの着物を持っているのではないかと思いますが・・・
そんな生活を今後に期待して、まずは「自分のものを一つ仕立てよう」と思っている段階では、正直そんなに着る頻度は高くないし、できることなら何通りにも使い回しができる方がお得でいいですよね。
私の後悔ポイントはさまにココなんです。
最初にガチガチの訪問着を買いました。
使用場面に合わせたので、マナー的に間違いではありませんでしたが、その後ほかにも着物を着たい場面があったのですが、さすがに訪問着ではやり過ぎ(マナー違反)になるので、使えなかったのです。
その結果、先生に教えてもらいながらいい感じに見える紬を購入したんですが・・・
届いたのを見てみると「もう少しかちっとした方がよかったかな?(紬はどんなにいいものでも普段着なもので)」と迷いが。
というのも、かっちりとしたのを買ってしまうと結局訪問着みたいに出番がなくなると思ったんですよね・・・
中間にできる江戸小紋にしておけば、訪問着の帯も活用できたし、普段着の装いにもできて迷いなく活用できたなと思っています。
しかも、コロナの影響で買った着物は結局出番がなくなってしまって・・・
いつ来るかも分からないまたの機会におあずけになりました。
まだしつけ糸も取っていません☹
値段を最初に確認する
これは余談ですが、予算が決まっている方は、最初にお値段の確認をお勧めします。
販売場所にもよると思いますが、値段は多少値引きができることがあったり、あまりに無粋な話だったりで「こんにちは、これ〇〇円」って流れにはなりにくいですよね。
でも、お高い買い物だからこそ、予算オーバーはキツいのです・・・
でも「いい!」と思って話を進めてしまうと値段であきらめて他のを見ていても「さっきの・・・よかったなー」と心奪われっぱなしです。
手が出せる範囲で見ていると、その中からいいものに巡り会えるので、心穏やかに買い物が進められますよ♡
お着物って高いし、それ相応の理由があります。
働いている方はそれを分かって働いているので、「高いのは当然!」と堂々と接客します。
安くてもいいものはありますし、心ときめく出会いもあります。
値段、デザイン、着て行きたい場所、お好みにあった買い物ができるといいですね!