さて、網膜剥離になって、ほとんど見えなくなった現実はほとんどの人に話していません。
同居している家族、ごく近い友達数人、当時の勤務先。
友達も直接会った中の数人なので、会っても話していない人もいます。
話した人には100%同じことを聞かれるんだよね。
「え、それって、なんかおかしいと思うことはなかったの?」
気になるよね。
見えなくなるまで放っておいたのか、とまでは言う気がなくても、そんな事態になるのなら何か前触れみたいのがあったのではないのか・・・
防げなかったのか・・・と、思うよね。
本人だって、どうしてこうなってしまったんだろう、と答えはないのにモヤモヤするんだもん。
よく言われる前兆は、「飛蚊症」「光視症」「視野欠損」「視力低下」だよね。
加えて、聞かれるのは「痛い」「かゆい」「充血」はないのか。
順番に・・・
飛蚊症
これはなかった。全然なかった。
小さいのも大きいのも、虫みたいなのも、ネットではいろいろな形?が出てくるけど、そのどれも本当になくて、視界に写るおかしなものなんてなかったのよー
ちなみに、飛蚊症は前兆でもあり、生理的なものでもあり、人によっては日常的に見えるらしいんですね。
病院によっては飛蚊症だけでは大きい病院で診てもらえるわけではないらしいので、まずはかかりつけ医に相談した方がいいみたい。
町医者って「こんな時は〇〇病院!」とリンクがきちんとできているそうです。
光視症
うーん、このときの光る感じというのは、見る限り光視症とも違う感じがするんですよね。
あのラメみたいなキラキラ・・・何を読んでも光視症の光り方とは一致しない気がするんだよ。
でも、アレも含まれるのか・・・?
光視症は、自分でもあったのかよく分かりません。
個人的な認識は「なかった」と思っていますが、「ほら、あのときのあの見え方やねん」と言えるものではないし、目の中の見え方までは医者に見せられないのでね。
視野欠損
はい、はっきりとあり。
というか、これで「おかしい!」と思って受診だから。
それも「ちょっと欠けてる?」なんて疑う感じじゃなくて、3分の1は見えないって感じ。
1日の後半にもなると3分の1しか見えない・・・って感じなので、欠損の幅でかいーーー!
欠損というか視野ほぼなし。
そして、見えていない分だけ剥離が進んでいると考えて、病院へダッシュすべき。
でも、本当に走ったら揺れまくってよくないので、できるだけ穏やかに病院へ。
視力低下
これ、全然分からなかった。
というか、多分あんまりなかったんだと思う。
私は網膜剥離になった目の方が視力がよかったんだけど、欠損していない部分で見る方が、欠損していない目より視力的な見え方はよかったんだよね。
ただ、感覚なので、網膜剥離になって以来、朝起きたら決めた場所から壁に貼ってあるものを片目ずつで見て見え方に変化がないかセルフ視力検査を実施しています。
痛い・かゆい
全くなし。
これは、そういうものだと言うことなので、網膜剥離になってもこのような自覚症状はありません。
痛かったらもう少し早く気がつけるのかもしれないけど・・・
全く痛くないし、かゆくないし、違和感もなく静かに剥離していますよ。
おー怖っ!!!
こんな感じでした。
ネットって便利だし、つい答えがありそうな気がして探しちゃうよね。
私も受診前にネット検索しまくって「飛蚊症も光視症もない・・・だから、大丈夫!」って言い聞かせて確認していたんだよね。
なにも大丈夫ではなかったんだけど(^^;)
なので、みなさんも私と一緒ではないひとつの症例がそうだっただけ、として見てくださいね!