先日の日曜日(10月27日)に日本語教育能力検定試験を受けてきました。
何回目でしょうか・・・ブランクがあるものの、恒例行事と化している気がします。
試験までの勉強のことや、用語のこともおいおい自己学習の念も込めてあげていきたいと思っていますが、忘れないうちに当日のことを残しておきます。
持ち物
受験票に書いてあるとおりに準備すれば問題ないのですが、意外と落とし穴になるのが「時計」です。
今回も「腕時計が壊れてしまってなかったので・・・」とキーホルダー式や、懐中時計(時計部分のみ)を持ち込んでいる人がいたのですが、残念ながら許可が下りず鞄にしまわなければならなかったようです。
近くにいたのですが、さすがに時計は一つしか持っていませんでしたから貸せません。
「見た目は似ているし、大丈夫だろう」と判断せずに指示に従って「腕時計」を準備しましょう。
昼ごはんを会場近くの店に期待しないことは、受験者なら周知の情報ですが、一緒に甘い物やウイダーゼリーのような軽食も準備しておくといいですよ。
試験は疲れます。大学入試等も経験しましたが、桁違いに疲れる気がします。
歳が違うというのは大いにありますが・・・ここに触れるのは止めてください☹
受験者の平均年齢は約45歳というデータもありますから、若い人がたくさん受験するわけではないのです。
試験Ⅰと試験Ⅱの間が昼休みとなり、長めの休み時間になっていますが、試験Ⅱと試験Ⅲの間にも30分くらい休み時間があります。
小腹が空くんですよね。聴解前の昼休みは眠くならないように・・・とそんなにたくさん食べませんし。
でも、おなかが鳴ったら集中できなくなるじゃないですか。なんか恥ずかしくなるし、試験で静かなので妙に響いちゃったりして。
なので、心配な人はウイダーゼリーでも食べて(飲んで?)備えましょう。
ちなみにゴミはどこの会場でも「持ち帰り」です。
会場内に仮にゴミ箱を見つけても捨ててはいけません。
一人がそんなことしたら・・・どうなるかは分かりますよね。
食べた後のゴミを鞄に入れるのが気になる人は、「ゴミ袋」を持ってくるようにしましょう!
あ、これはどの持ち物情報にも書いてなかった気がします。
必要な人は準備しましょう!
そういえば、試験対策本やネットの情報では「いすが硬いので座布団でも!」とよく目にしますが、実際に使っている人を見かけたことがありません。
試験会場は広いし、人も多いですから、どこかにはいるんでしょうが・・・そんなに多くはないようですね。
服装
試験会場って本当に温度管理が難しいんですよね。
私は、東京大学駒場キャンパスと昭和女子大学(三軒茶屋)で受けたことがありますが、東京大学は寒かったです。天気がよくても寒かったです。
膝掛けは巡回の際にカンニング防止の確認をされますが、素直に従えば問題なく使用できますので、心配なら持参しましょう。女性がよく使用している肩掛けも同じように使えます。
いざとなったら座布団代わりに敷いてもいいですし!
とにかく、受験者は性別・年齢問わず、前で着脱ができるカーディガンやパーカースタイルの服がおすすめです!
休み時間
これは個人にもよりますが、私は少し歩いた方が気分転換ができるので、昼ごはんは必ず外に出ます。
あ、教室の外ですがキャンパス内の中庭のようなところへ行きます。キャンパス外は時間も短いので出ません。
とっても疲れる試験なので、適度な気分転換も必要です♪
特に用がなくても、少し歩いたり、簡単にストレッチをしたりして、軽く体を動かすと少しですがリフレッシュできますよ!
さて、既に試験の注意事項はたくさん世に出ていますが・・・
上記に加えて、最後に一つ!!
試験終了後、試験管の許可を待たずに自由な行動を取るのは止めましょう!
毎年いるのです。
勝手に鞄から筆箱を出して帰る準備を始める人、
近くの人と「難しかったですね」とおしゃべりを始める人、
誰よりも先にと勝手に席を立つ人、
廊下を歩いているときにべらべらおしゃべりをしてしまう人(試験終了は教室によって若干の差があるため、静かにしましょう)
受験者は全員、いい年した大人です。
日本語の教員になろうと試験を受けているのですから、全員日本語が分かっているのです。
専門的なことも含めて分かっているのです。
試験会場を出るまでくらいは、マナーを守りましょう!