いち瑠の着物着付け教室では、レッスンのカリキュラムにコーディネート講座というものが含まれています。
私はこの冬、上級が修了したのですが、初級・中級・上級と内容が変わらないので、こんな感じ〜とお伝えしようかと思います。
時間
通常は2時間のレッスンですが、この日は30分長く、2時間半のレッスンになります。
集合時間が早くなることが多いようで、間違い注意ですね(・∀・)
場所
いつものレッスン会場が小規模スクールの場合は、近隣のグループ校で行われることがあり…
私は毎回いつもと違うところへ行かなければなりませんでした。
普段のスタッフや先生もいるので、場所が変わるだけなんですけど…
車の都合などがある方は、早めに確認されるといいでしょう。
内容
入会時に配られた「学びブック」を使って、軽くお勉強…✏
余談ですが、各レベル修了時のテストはここから出るんです!
私は知識より着付けの技術が欲しかったので…この勉強もあまり身についた感じはしませんでしたが、「着るからには知識も!」「今後は先生にも興味あり」という方は知っていた方がいい内容だと思います。
実際、自分で着物を買いに出かけるような機会がある方は知っていた方が良い選択につながるでしょう。
お勉強タイムが終わったら、着物の生産者、織元さんが来ているので「うちの着物(帯)のポイントは〜」と紹介タイムが始まります。
はっきり言って、ここで紹介されるような着物や帯は高いんですよ!!
「こんな風に織られてるんだな」と話を聞くだけなら、興味深い話も沢山あります。
紹介タイムが終わると、いよいよ「コーディネート講座」のコーディネートタイムとなります。
学生一人に先生が一人。
マンツーマンで色々合わせてみるわけです。
紹介タイムの作品を合わせても良いし、並べられてる一蔵のでもいいし。
で、「これだと◯円」「この値段でどう??」と、すかさずお金の話が始まります笑
これがよくいう「販売会」ですね。
もちろん断れるし、断ったからと言ってマイナスになることはありません。
そこは安心して大丈夫です。
まあ、断り切るまで何度も言われて面倒と思うことはありますが…
程よい時間で「ではこの辺で」と声がかかって、終了という流れ。
コーディネート講座のいいところ
①学びの時間があること
私はそうなんですが、多くの人が自宅でテキスト広げて文字を目でなぞって…って時間ないですよね?
カリキュラムに含まれていると、その時に最低一回は見られます。
②遠方に足を運ばなくても、いい着物を目にできること
織元まで行くのって大変ですよね。
でも、来てくれるし、買わなくてもいいから気兼ねなく見せてもらえます。
③色々試着が楽しめる
「なんとなくこの色試したい」「こんなの買えないけど合わせるだけ」それが許されるのがこの時間ですからね!
積極的に「これも!」「これも!」と自分で着物を選ぶとよりたくさん合わせられます。
④本気で買いたい人にはお得料金
元々買いたいと思ってる人もいますよね。
その場合、呉服屋にふらっと立ち寄って買うより、安いことが多いです。
生徒割引、買って欲しい割引、これもつけるよ割引…と、値段が下がります。
一つも持っていない方だと「これでお出かけできるから!」と一色をセットにしてくれることも多々あります。
買うつもりの方にはお得でしょう!
コーディネート講座のイマイチだと思うこと
①売りたい感が伝わりすぎる
買わなくてもいいし、だから何ってことは本当にありません。
でも、分かりますよね?売りたがってることくらい笑
断っても断っても交渉される感じに当たってしまうとウンザリしてしまうことはありますよね。
②会場がいつもと違う時がある
これ、地味に面倒。
時間はいつもより長いし、距離的には近くても電車の乗り換えが面倒だったり…
いつも通っているところがよくて通ってるわけだから、どうしても気乗りしないことはありますよね〜(°_°)
③マンツーマンの先生が初めましての人
私は初級から教えてもらってる先生が好きなのですが…
人数の都合もあるし、この日にペアになったことはありません。
でも、買う時は高い買い物だし、その信頼してる先生と相談したいわけです。
でもでも、ペアが違う先生だと相談できなくなるのよね。
信頼してないとは言わないけど…
初めましての人に高い買い物を促されてもね…
私は気が進まないタイプなのです。
※ちなみに、こちらから先生の指名はできません。
以上でコーディネート講座終了です!
買う気の人や色々見たい人にとっては、かなり有意義な時間になりますよ♪
ただし、物が物なので財布の紐の緩めすぎにはご注意を(´∇`)笑