もうすぐ年末ですね。
多くの日本語学校は24日か25日に年内最終授業を迎えるのではないでしょうか。
私が勤務している日本語学校もそうなのです!

さて、日本語学校の学生はほとんどがアルバイトをしています。
まあ、出稼ぎ感覚の学生がいることも事実ですから、そもそもの来日の目的が「稼ぐこと」と言う学生もいるくらいです。

これは否定しても仕方がないので1つの目的として認めて折り合いをつけて日本語学習も頑張るように促すしかないと思いますが・・・
日々の授業や進路指導でも悩むところですね。

ただ今回はこれは少し横に置いておいて・・・
そんなアルバイトに燃える学生の長期休み前と長期休みのよくある過ごし方です!!

留学生は通常、1週間に28時間以内のアルバイトが法律で認められています。
ただ、学校が「今は長期休みです」という内容の証明書を発行すれば1週間に40時間のアルバイトが認められるのです。

ということで、今の時期は「長期休み証明書」を休み前に発行してもらい、初日からできるだけ多く働こうとしています。
もちろん、教員側もとめる必要はないので、申請書を書かせて発行しています。

と、すればですよ、直近の冬休みに学生は何をするのかというと・・・

ほぼバイト!!!

日本人だって学生の時は結構バイトに励むので、やることは変わりませんね(^^)/
ただ、休み明けに「休みの間に何をした?」と聞くと・・・
「アルバイトして、寝ていた」と口をそろえて言うのが少し寂しいところです☹

クリスマスのイルミネーションに出かける学生、初詣や初詣に盛り上がる町中に出ようと言う学生も少なくなったし、そういうところで文化的なことを楽しむ様子も減ったなと思います・・・

まあ。日本人でさえもお節料理に初詣、七草がゆや鏡開き・・・と伝統的なことをする人が減っているので何とも言えないんですけどね。
年賀状も送らなくなったな~
個人的には日本語学校の授業内でそういう文化体験みたいなこともやらなくなった気がするのは寂しいんですが。

そんなこんなで、彼らは今、長期休みにバイトをたくさんするべく準備に余念がありません!
頼む!受験もこのくらいの勢いで準備してくれ!!!笑


あ。そうそう少し先ですが・・・
日本の正月休みにしっかり休みを取る学生ですが、2月にベトナムの正月テトがあります。
他国の学生がいろいろ言うのはほとんど聞きませんが、ベトナムの学生はテトに休みたいがために「私たちの文化なのに!」と登校しないといけないことに文句を言ってきたりします(^^;)
ベトナムの学生がいるみなさんは穏やかに言い返したり、納得させられるような指導法を考えておいたほうがいいですよ!
真面目な学生は言いませんが・・・毎年言う学生もいますし、勝手に休んでしまう学生もいますから。

では、あと約1週間の今年の授業、教員のみなさま頑張りましょう!!