9月以降になると、バタバタと入試が始まりますよね。
今くらいの時期は正月休み前に決めるべく追い込みが始まりますよね、先生側は!
(学生は何もしないとは言いませんが、なんとも焦りが感じられない学生も多くて・・・)
やっぱり休みは挟みたくないし、募集している学校が満員になって減っていっちゃうし〜


日本の高校生が専門学校や大学に行くのと基本的には変わりませんが…
日本人のあの感じをイメージして「自分で書類を読んで計画的に準備してね」と促すと、大失敗します…(O_O)


え、失敗ってなんぞやって…?

そもそも試験要項が読めない!


多くの学生が、日本語で書いてあるあの書類がそもそも読めないんだよね。
もうね、長さにやられ、漢字に負かされ、見慣れぬ語彙で戦闘意識さえなくし、必要事項が何も理解できない…という事態になります_:(´ཀ`」 ∠):


もちろん、頑張って調べたりして理解できる学生もいますが、抜け落ちが多々ある可能性があるので、確認は必須!!


日本人の入試感覚だと「最低限の準備は自分でやる」って考えるし、できるんだけど…
まあ、書類も母語だから理解できるというのもあるけどね!


日本語学校の学生に、その日本人の感覚を求めてはダメなのですよ…
そもそも入試のシステムが違う人もいるし、経験が全くない人もいるし、分からないことだらけなのが入試なんだよね〜


大抵の学校は、本人ができる限り自分で頑張るけど、先生と一緒に準備しようね〜と、教員もかなり頑張っているのでは???


少なくとも、私が知っている範囲の学校はそうです。


ともなると、教員一人が担当する学生数が多くなるわけですよ!
仕方ないけど、こっちも体は一つなもんで…
予約制で時間を取ってマンツーマンで準備するのよね。


はい、ここで次の問題!!

あれ?予約したよね?なんで来ないの??事件が発生


遅刻にゆる〜いお国柄、個人の感覚も多くて、時間通りに現れない。
そもそも忘れてたり、平気な顔して遅刻したり、という約束破りが多発します。


日本の社会はそれではダメよ!と指導が始まりますが…長年の「普通」はそう簡単には変わりませんからね(_ _).。o○
その結果どうなるかって…


先生は何もしてくれない\\\٩(๑`^´๑)۶////

と、怒り出す学生ですよ。
そうは言われても…あなたは???って教員は思いますよね!
でも、彼らの頭の中にその部分は無いのです。
かといって、放っておくと…とんでもないことになりかねないので、一段落したら一緒に準備スタート。


こんな感じの繰り返し笑


稀にいる、真面目な、自分でもある程度準備ができる学生に癒されながら、サポートを続けるのです…


進路指導が必要な学生を抱えてる先生方…あと一息ですね。お互い頑張りましょう!駆け抜けましょう!



とにかくポイントは教員側の指導には波を作らない!!
いつ、誰が誰に頼っても一貫している。
特に「先生、前はこう言った」「A先生はしてくれる」というムラは作らない!!!
説得力のあることを貫かないと…自分の首締めることになります(o_o)